経済

経済の仕組みを理解する!

経済の仕組みってわかるようでよくわからない。でも事業や投資をする上では必ず抑えないといけないところなんだ。お金の流れが理解できると、どんな事業を始めればよいのか?どこに投資をすればよいのかもわかってくる。

今回は経済の仕組みについて学んでみた。ぶっちぇけて言うと以下の動画を見るだけですごく整理できた(約31分)!この動画はヘッジファンド界の帝王とも呼ばれている伝説の投資家、レイ・ダリオ氏が作成したものなんだ。経済をこんなにわかりやすくした動画は他にないと思う。

経済は取引と市場の積み重ね

レイ・ダリオ氏は経済活動をまとめると以下の要素が大切だと語っている。

  1. 経済はシンプルな取引の積み重ねである。
  2. 人、会社、政府機関の信用による借金が経済を拡大させる。
  3. ただし、信用による支出が拡大し過ぎるとバブルが発生し、金融危機を招く。

①~③について具体的に説明するよ。まず、誰かの支出は他の誰かの所得につながる。たとえば、あなたが住宅ローンで借り入れを行ったり自動車を購入すると、住宅施工業者や自動車販売店が儲ける。銀行はあなたを信用して住宅ローンを貸しており、その信用がお金を生み出し誰かの収入になっているんだ。そして、儲けた住宅施工業者は海外旅行に行って支出する。するとその支出はまた誰かの収入につながる。このように経済は借金によってお金の量が増え、金回りが良くなることで景気が良くなるのだ。これがバブル。

しかし、借金はいずれ返さなければならない。借金を返すためには出費を抑える必要がある。あなたの支出が減ると誰かの収入が減る。すると市場に回るお金も少なくなって景気が停滞するんだ。

経済変動には短期の波と長期の波がある

このように市場には短期的な景気の波がある。それでも長期的にみると富は増え続けていく。なぜなら、人は借金を返済するよりも支出を増やす傾向があるからだ。短期的な不景気は中央銀行が金利を下げることでカバーできる。借金が簡単になると人は借金をするようになって景気が良くなるわけだ。

そのために長期的にみると借金はどんどん膨らみ続ける。するといつか借金の返済額が収入よりも速いスピードでふえるときが来る。こうなると中央銀行が金利を下げても景気は回復しない。金利が0%になってこれ以上下げられなくなっても、所得より返済額が大きいので銀行もお金を貸したがらない。

お金を借りることが難しくなると、支出はさらに抑えられる。あなたの支出は誰かの所得につながるので、所得水準は落ちていく。それでも債務の返済は依然として続きますから支出はさらに減少する。その結果、あちこちで借金が返せなくなって大恐慌が起こるのだ。

経済変動の波はぶり返し起こる。これが長期債務周期の頂点となる。アメリカ、ヨーロッパ、その他の地域では、これが2008年に起こった。同じ理由で日本では1989年に起こり、アメリカでは1929年にも起こっている。債務負担が支えきれなくなったのだ。こうなると借金によるレバレッジが勢いをなくし、支出が減りだす。

長期債務周期は不景気と似ているようですが違うんだ。利子を下げても景気回復に結びつかなくなる。不景気なら利子を下げれば借りる金額がふえる。でもレバレッジが消滅しているから利子を下げようとしても既に利子は低くなっており、ときには0%になってしまうんだ。すると景気回復は不可能になる。

大恐慌時に取れる景気対策は?

このような時に取れる対策は4つある。

  1. 人、ビジネス、政府が支出を縮小する。
  2. 債務は不履行となりまた再編される。
  3. 資産は富裕層からそれ以外に再分配される。
  4. 中央銀行が新しい紙幣を印刷する。

この4つはレバレッジが消滅した際に実際に起こっている。また、今後もこれらの対策が取られるはずだ。

まずは支出が縮小される。人、ビジネス、政府が財布のひもを締め、支出を縮小し債務を返済しようとするんだ。次に借金が返せなくなる。債務が破棄される不履行が起こり、貸し手は資産の消滅を避けるため債務の再編に同意する。返済額を縮小したり、返済期間を延長したり、最初に決めた利子を引き下げたりするようになる。

そして、政府は富裕層からお金を集めようとする。資産は限られた少数の人たちが持っている。政府はこの富裕層からの税収入をふやすのだ。すると富の再分配が起こる。

最後に中央銀行は何もないところから新しい紙幣を印刷し、資産を買い、政府債権を買うのだ。特にお金を印刷するのは簡単だから悪用されやすく、国民も印刷を希望することが多い。大切なことは1920年代にドイツで起こったように、お金を大量に印刷してハイパーインフレを引き起こさないことだ。

政府にとっては4つの方法のバランスを保ち債務を減少させることが大切なんだ。デフレ要素とインフレ要素のバランスを保つことが経済の安定につながるからね。政府がバランスを維持できれば問題は悪化しない。成長率は低くても債務は減少する。レバレッジが減少していてもこれは可能なんだ。所得がふえると借り手の信用が向上する。そうなると貸し手はお金を貸すようになり債務負担は減少しだす。

お金を借りることが可能になれば支出もふえ、経済は成長へと向かう。これは長期債務周期で言うとデフレーションの段階だ。レバレッジの減少は対応を間違えれば大問題となるけど、正しく対応すると問題解決を引き起こせるのだ。債務負担が減少し経済活動が正常に戻るまでには10年以上かかる。したがって失われた10年と呼ばれるんだ。

経済の仕組みを日々の暮らしに活かすために

ではこのような経済の波を理解したうえで日々の暮らしはどうすれば良いのだろうか?シンプルな答えは3つある。

  1. 所得より早く借金を増やさない。でないと債務負担に耐えきれなくなる。
  2. 所得を生産性より早く増加させない。そうなると競争力が弱くなる。
  3. 生産性を向上させる努力を惜しまない。これが長期的に一番大切な要素となる。

特に個人の能力を高め、生産性を向上させる努力を惜しまないというところが大切になる。生産性が高い人はどの時代でも貴重なんだ。

経済の仕組みを学ぶことは事業と投資のコツ

経済の仕組みをまとめてみると理解しているようで意外と説明が難しいね。経済は基本的に誰かの支出が誰かの収入になっているということがわかればいいんだ。これが広大するのが経済で経済を大きくしているのは実は取引における債務の量になる。債務が大きくなればなるほど経済は大きくなる。

そして、債務が大きいうちは事業も投資も広大しやすい。市場に流れているお金の量が多いため、景気が良くビジネスも投資も大きくなりやすいのだ。一方で、債務の量が広大し過ぎてしまうと次は経済の逆回転が起こる。債務を減らす動きが加速し、景気は悪くなるんだ。このような経済の仕組みを把握した上で事業や投資を行っていきたいですね。

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