仮想通貨って結局儲かるのか儲からないのか?気になる人は多いと思う。2018年に仮想通貨は大きく価格が上場し、その後に弾けた笑。まさにバブルだったのだが、テレビでは連日のように仮想通貨の代表であるビットコインが取り上げられていた。
ビットコインが最初に法定通貨と交換されたのは2009年10月05日。そのときのレートは日本円で1BTC約0.07円なんだ。これは、ビットコインのマイニングに必要な電気料金から計算して提示された価格だそうだ。それが2020年4月にはなんと1BTCが約700,000円で取引されている。
ビットコインが世に生み出されてから11年で1000万倍の値上がりを記録しているわけだ。2009年に0.07円で100円分購入した人は、2020年4月には1億円を手にしていることになる。夢があるな~。では仮想通貨ってそもそもいったい何なのだろうか?なぜこんなに値上がりしているのか?
仮想通貨ってそもそも何?

仮想通貨とは、その名の通り一般的な通貨と違って目に見える形では存在しない「仮想」の「通貨」ことなんだ。つまり、紙幣やコインのように実物としては存在しない。
ではどこにあるのかというと、電子データとしてネット上の複数コンピュータに存在している。複数コンピュータでデータを記録・共有・相互監視したり、不正防止のために暗号技術を使うことで、データを改ざんできない仕組みになっているんだ。
実際に、仮想通貨の代表であるビットコインは誕生してから現在まで不正な取引が一度も行われたことがない。この技術によって仮想通貨は「デジタル通貨」「暗号通貨」とよばれることもあるけど、技術的な理解は本当に大変なんだ。大切なことは、とにかくデータが改ざんできない仕組みであるということだ。
ビットコインについて簡単に知りたいって言う方は以下の動画を見てみてね!技術的なことは解説されていないけど、内容は超わかりやすい。さすが池上晃さんだね。
ビットコインは新しい技術であるため理解することが難しく、特に年配の方は仮想通貨という名前自体、もはや怪しいと感じと思う笑。逆に30代以下の若い世代はインターネットにも慣れ親しんでおり、仮想通貨に対するイメージも悪くない。
仮想通貨は2017年10月に日本やアメリカをはじめ、決済できる店舗がどんどん増えており、不動産の購入まで行うことができる。実際の決済要通貨として機能し始めているんだ。
仮想通貨が値上がりする理由は?

ではこの仮想通貨はなぜここまで値上がりしたのだろうか?その理由は5つある。
- 安全資産である
- 希少性が高い
- 決済手段として利用できる
- 取引所で価値が認められている
- 欲しいという人が増えた
安全資産である
仮想通貨は暗号技術を使っており、データが改ざんされたことは今まで1度もない。よく、仮想通貨が危険だと言われるけど、それは仮想通貨の取引所がハッカーから攻撃を受けて、通貨を奪われる事件が起こったからなんだ。
しかし、これは仮想通貨が書き換えられるというわけではなく、取引所が預かっていた通貨を奪われてしまったにすぎない。
たとえば、銀行に預けていた日本円が盗まれたからといって、日本円が危険な通貨とはならないはずだ。これと同じで仮想通貨が取引所から盗まれたとしても、そもそもその通貨が危険というわけではないのだ。
このデータを改ざんすることができないという技術がビットコインの価格が上がった最も大きな理由になっている。たとえば、ギリシャやジンバブエ、ベネズエラなどではビットコインが自国の通貨よりも信頼されている。なぜなら、自国の通貨がハンパ―インフレによってほどんど価値を失ってしまったからだ。自国通貨が紙切れになる前にみんながビットコインを買い始めたため、価格が上昇したのだ。
お金というのは、結局はみんなが価値を認めて信頼するから使うことができる。円やドルはその信頼が国によって保障されているから信頼されているのだが、財政が破綻してしまったような国では自国の通貨よりも安全性の高い仮想通貨の方が信頼されるのだ。
希少性が高い
ビットコインは発行枚数が2100万枚と決まっている。上限が決まっているため、金のように希少性が高い。逆に国が発行する紙幣である日本円には発行枚数が決まっていない。そのため、日本銀行は現在でも紙幣を大量に発行し続けている。その結果、円の価値は下がり、物価は少しずつ上ってきた。
このように、国が発行する通貨は中央銀行によって管理されているため、紙幣をじゃんじゃん増やすことが可能となっている。私は日本が1,000兆円の借金を返すためには、もはや紙幣をじゃんじゃん刷ってかなりのインフレを起こすか、借金を返さないと決めるしかないと思っている・・・。
日本が財政破綻を起こしてジンバブエのようにハイパーインフレとなる可能性はほぼないと思うが(借金は自国通貨建てであるため)、日本の有識者の中にはいつか財政破綻を起こしてもおかしくないと考えている人も多くいる。そのように自国の通貨の信頼性に不安を抱く人が資産の一部を仮想通貨に変えているんだ。
アップルの共同創業者の一人スティーブ・ウォズニアック氏も2017年10月22日、カンファレンス・イベント「Money20/20」に出席し、「ビットコインはドルや金より安定している」との見解を示している。ウォズニアック氏は、ビットコインが優れている点として、供給量が21千万コインに制限されていることを挙げており、供給量の絶対数が決まっていることは通貨の価値の安定に繋がると話したんだ。
一方、政府が発行する通貨にはその信頼性がなく、ドルは経済的、政治的な理由から大量に刷られ供給量に制限がないため、「本物の通貨ではない」と表現している。
ビットコンの利用が広がっている
ビットコインは2017現在、世界の様々な場所で利用されている。ネットショップやリアル店舗をはじめ、ATMの設置も進み、不動産の購入も行える。なぜこのように広がっているかというと、決済にかかる手数料が少ないからだ。
たとえば、日本からアメリカお金を送る場合、日本円をドルに変えて送金するだけでも3,000円近くの手数料がかかる。また、クレジットカード決済でも店舗側はカード会社に3%の手数料を支払わなければならない。ビットコインならそのような手数料はいらない。そのため、特に海外へ資金を送金する際にビットコインが使われることもあるんだ。
取引所で価値が認められている
日本円やドルをはじめ、様々な通貨が取引所で仮想通貨と交換できる。仮想通貨の価値が認められ、取引所で交換することが出来るのだ。もし取引所がなければ、仮想通貨を円やドルに換えることもできないので、通貨の価値は一気になくなってしまう。
最近ではGMOインターネットグループやSBIグループなど大手企業も仮想通貨取引所を開設している。だから、仮想通貨の信頼性は少しずつ上ってきていると思っているんだ。
欲しいという人が増えた
このように様々な理由からビットコインを欲しいという人は徐々に増えてきている。2017年は大型のファンドや投資家もビットコインの値上がりを期待して投資を行うことを検討していると言われている。
仮想通貨が不安視されている理由

現在人気の仮想通貨ですが、もちろんデメリットもある。仮想通貨投資を行う上でデメリットとなるのは、以下の3つ。
- 価格が乱高下する
- 秘密キーの管理が必要
- 詐欺通貨がある
価格が乱高下する
仮想通貨の価格はジェットコースターよりひどい。1日で3%の値動きは当たり前のように起こるんだ。
たとえば2017年9月1日にビットコインは日本円で535,191円だった。そのわずか2週間後には37%も下落して341,163円になったのだ。そこからさらに1か月後の10月14日には、635,078円にまで高騰し、86%も高騰した。

長い期間でみると価格は上昇しているビットコインだけど、短いスパンでは驚くほど価格が乱高下する。このように価格が乱高下する理由はクジラと呼ばれるビットコインを大量に持った投資家が価格操作をしているからと言われている。このような大口投資家が大量に売り浴びせると価格はかなり下る可能性もあるんだ。
秘密キーの管理が必要
ビットコインを送金するためには秘密キーが必要となる。この秘密キーを紛失してしまった場合、ビットコインは取り出せなくなる。また、この秘密キーをもし誰かに知られてしまうとビットコインを全て失ってしまう。
ビットコインの歴史的な紛失についてはこのような事例があるんだ。ビットコインの名がさほど知られていない2009年、イギリスのジェームズ・ハウェルズさんは、DELLのノートPCで1週間ビットコインをマイニングした。2009年当時はほぼ価値がなかったものの、7,500BTCものビットコインのマイニングに成功したんだ。だけど、彼のガールフレンドはPCの大きな騒音や高音の排気熱に対して不満を漏らしていたため、ハウェルズさんはマイニングを1週間でやめることに。その後も彼はPCを使用し続けていたけど、忙しい生活の中で7500BTCを保存していることをすっかり忘れてしまった。
そして、2013年6月~8月の間に家の掃除を行った際に7500BTCと秘密キーを保存したハードディスクを廃棄してしまったのだ。11月になってから、ふとビットコインのことを思い出したハウェルズさんは、約7.6億円分のビットコインを失うという大きな過ちを犯したことに気づいたのだ。ハウェルズさんは、「バックアップ」を期待して、家中のUSBメモリをくまなく検索したが、何も見つけることはできなかった。彼は廃棄物埋立て場へ行き、職員に事情を説明。しかし、結局見つけることは出来ていないんだ。2017年10月の7500ビットコインは、日本円で52.5億円に相当する・・・。
このようにビットコインはデータをしっかりと管理する必要がある。これは一般人が扱うのは非常に難しい。この点、ビットコインは取引所の安全性が確保されない限りは普及するのは難しいだろう。
詐欺やハッキングが横行している
ビットコインの価値が高騰するにつれて、様々な詐欺が横行するようになった。価値のないアルトコインを『今後絶対に値上がりするから』と購入させたり、無価値な仮想通貨をすごいと見せかけて売ったりする詐欺が流行ったんだ。
また、パソコンがハッキングされてビットコインが奪われたり、取引所に預けていたビットコインも失われた。しかも、そのような闇のお金はマフィアや闇サイトでの取引に使われており、ビットコインには闇の部分もあるのだ・・・。
仮想通貨の将来性は?
実はすでにみずほフィナンシャルグループやゆうちょ銀行、数十の地銀が手を組んで、インターネットやお店などでの支払いに使える新しい仮想通貨「Jコイン」の創設へ向けて動き出している。
今後、社会はどのような形であれ仮想通貨を取り入れていく流れになる。実は仮想通貨のほうが取引歴を正確に把握できるので、現金よりも脱税や不正を見抜きやすいんだ。
また、現在の送金システムは手数料が高く、送金時間もかかり、非効率と言わざるを得ない。専門家の間でも送金、決済の分野では仮想通貨が使われると言われている。経済学者の野口悠紀雄氏は、ビットコインが銀行の送金業務を奪うと指摘しているんだ。
ただし、仮想通貨は2020年もまだまだ黎明期。価格は上昇したものの、実需はまだまだ追いついておらず、価格だけが先行している状態だ。価格の乱高下も激しく、2017~2019年に作られたアルトコイン(ビットコイン以外のコイン)の多くも無価値となっている。これからは実需につながる仮想通貨だけが残る時代となっていくかもしれない。
仮想通貨投資の注意点
ちなみに私は仮想通貨投資をおすすめしているわけではない。個人的には今後、将来性のある投資だと考えているけど、やはりまだまだ実需には遠いからだ。2018年に仮想通貨バブルが弾けてからは価格も下がっている。私はXRPという通貨のビジョンが好きで仮想通貨バブルのときに利益を確定して、余った資金はそのままXRPに入れたままだ。
このような投資が今後どのような結果につながるかは私にはわからない。可能であれば、実需をしっかりと積みかせながらゆっくりと発展していってほしい。仮想通貨XRPについては以下の記事も参考にどうぞ!
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